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たけるくん日記

たけるくん日記

2017.03.20

【 突然の出来事 】




たけるの母です。

いつもたけるのことを応援してくださる皆様、ありがとうございます。
18日.19日の、募金活動にご協力してくださったボランティアの皆様、救う会の皆様、ご支援してくださった皆様、本当にありがとうございます。


3/18、たけるが急変し現在ICU(集中治療室)管理になっています。

3/18の午前10時半頃、病院から「今すぐお父さんと来てくださいと」と電話がありました。
朝、急激に血圧が低下し顔色が悪くなり、貧血も起こしていたそうで、調べると肝臓の辺りから出血している事がわかったそうです。

緊急手術をしなくてはいけないかもしれないと言う事でした。

すぐに、鎮静の薬を使い寝かし、人工呼吸器を挿管、輸血、ICU管理へとなり、原因はわからないけど、CTの結果で出血しているのは確実で、お腹に血が溜まっていってる状態でした。


病院へ着いてすぐに先生からのお話で
開腹手術をして、出血している箇所の止血を行うか、このままお腹に血が溜まった状態にし、血でパンパンになったお腹の”圧”で止血してくれるのを待つか、このどちらにするか相談していると説明を受けました。

出血の原因として、現在補助人工心臓を装着しているので血栓が出来にくくするために、血をサラサラにする薬を使っていますが、その分出血しやすい事は確かですが、薬が効き過ぎての出血ではなさそうで、また、血栓がどこかで詰まっている事も無いそうです。
今1番考えられるのは、補助人工心臓のチューブが肝臓の上を通っている為、僅かな振動がこの装着してからの1年、ずっと刺激していて、出血してしまったのではないか。との事です。
本当にそうなのか確証はありませんが…

とにかく、今は止血する事が第一優先なのですが、開腹手術をするのにはものすごいリスクがある(開腹をした事によりさらに出血する可能性が大)ため、このまま自力で止血してくれるのを待つ事になりました。

早く止血する為に、血をサラサラにする薬をやめ、止まりやすくするのですが、逆に血栓は出来やすい環境になるので、最新の注意を払いながらの管理です。
出血している血が、他の臓器まで圧迫してしまうのでおしっこも出なくなっていました。
それでも、なんとか止血してくれるのを待つしかなく、ギリギリの状態が続いていました。

急変から2日経ち、先生をはじめとする医療スタッフの皆様のご尽力で一命は取り留めたものの、まだまだ油断できない日々が続きます。
なんとか出血も止まったと思われ、少しずつおしっこも利尿剤を使いながらではありますが出始めました。
顔色も戻って来たように思います。
あと3日程は、筋弛緩剤なども使い絶対安静にして、再出血しないようにし様子を見るそうです。
熱が40°Cほどあり、はち切れそうな程パンパンのお腹…
たけるの回復力を信じ、祈ることしか出来ない自分にもどかしさを感じます。
それと同時に、補助人工心臓を長期的に装着しているとこのようなリスクもあるのだと改めて思い知らされました…

文章にするのが苦手なもので、上手く書けていませんが、今の現状をご報告させていただきました。

不安でいっぱいですが、早く回復する事を祈りながら見守ります。